傷だらけの神経

ギランバレー症候群のようでギランバレーじゃない、CIDPのようでCIDPじゃない。シェーグレン症候群っぽくないのにシェーグレン。とにもかくにも身体障害者手帳2級の末梢神経障害が後遺症として残りました。あまりないケースかと思うので参考までに記録していきます。

第50話 "退院"

こんにちは〜



「絶望の入院編」もいよいよ最終回です!計算はしていませんがちょうど50話で終わって気持ちいいですね。

お付き合いいただいた数名?の皆様へのお礼は最後にするとして、ひとまず最後も前回の続きから参りましょう・・・



2016/5/26木

入院306日目

「前病院へ通院」


腎臓内科、血液腫瘍内科、神経内科と回り、9:00〜14:00まで車椅子に座っていた。


「ベッド借りて寝かせてあげるべきだった」(妻メモ)


真っ白な灰になりました…


血液腫瘍内科Dr.「見違える程良くなった」


…んなわけあるかい!!!



5/27金

入院307日目

・退院まであと5日

・退院後世話になる訪問看護事業所の方と挨拶を兼ねた面談

・妻、連日の引越し作業で身体つらい


妻よ…

ひとりでやらせてほんとにごめんよ。

寂しかったよね。


それよりマンガの本とかめちゃ重かったよね。


訪看は現在も利用しています。



5/28土

入院308日目

・実家への引越し当日、妻頑張り完了。お疲れ様!ごめんね!ありがとう

・一方僕は相変わらずトイレ特訓。昼は惣菜パンモリモリ食べ、明日はロッテリアが食べたいと妻にリクエス

・会社上司お見舞い


実家は田舎だからファストフード食べるなら今のうちだ!



5/29日

入院309日目

・退院まであと3日

・トイレ&自主リハ

・妻に注文していたロッテリア食べる

「食べっぷりヤバイ」(妻メモ)


一口も受け付けず吐きまくってたあの頃には、こんな日が来るなんて全く想像出来ませんでした。

現在こんなに食べられませんけど…

家のご飯が一番美味い。

食べられるようになったから生きてて良かった。

なんてことにはなかなかならないですけどね。

あのまま死ねてたらどんなに楽だったかと、後悔はどうしてもしてしまいます。



5/30月

入院310日目

この病院では、言い方は悪いが死に損ないの、色々と扱いが可哀想なじいちゃんばあちゃんを沢山見た。

そんな老人達レベルのQOLである自分が言うのもなんだけど、こんな最期は迎えたくないなと思った。

こんなに苦しんで生きてるんだから最期くらい楽に逝きたい。



5/31火

入院311日目

・退院まであと1日

・院内床屋で散髪

・ラスト介助入浴

・明日は母のみ付き添いのため妻は今日で最後「長い入院生活おつ!!」(妻メモ)


ほんと疲れたよ…


明日いよいよ最終回!特段なにも起こりません!


最終回

6/1水

入院312日目

「退院」

長い長い入院の間

「今は辛いけど最後は元気になってみんなに祝福されて退院するんだ」


と夢見てやってきました。


でも現実は身体は治らず障害者となり、ひっそりと退院するというものでした。

こんなことになるなら死んだほうがマシでした。これは正直な気持ちです。


一方で妻、家族には感謝という言葉じゃ到底表現できないほどの気持ちを持っています。そういう自分は幸せ者だとも思っています。


どっちやねん!となりますがそういうものなんです。


【第1部 完】



あとがき

退院しても場所が変わるだけで闘病は終わりませんが、キリがないのでここで一旦区切りをつけようと思います。

今後まだ、シェーグレン症候群と病名付くまでのことなどがありますので、毎週更新は今回で終わりにしますが、時々更新していこうと思っております。Twitterで告知します。とりあえずここまでお付き合い頂いた皆様!ほんとにほんとにほんとにありがとうございました!!



ということで次回へ続く・・・



ではまた〜!